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電気刺激治療

 
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筋に対する治療的電気刺激効果は、遠心性と求心性の2種に分けられます。

 

★遠心性効果

運動神経を興奮させ、筋を収縮させることによって得られる効果です。

筋力増強、筋萎縮の防止・改善、筋ポンプによる末梢循環の改善などに用いられています。

★求心性効果

痙性筋の拮抗筋刺激(相反抑制)や、Ib線維を選択的に刺激することで痙性の減弱効果があります。

例えば、脳卒中片麻痺患者の下腿三頭筋の筋腱移行部とアキレス腱部に対する刺激で、歩行速度の改善や痙性の減弱(chen1999)がみられたとの報告があります。

当院では、「フィジオ アクティブHV」を使用しており、鎮痛効果・筋萎縮改善・筋力トレーニングに効果的です。

すなわち、急なアクシデントによる強い痛みに対しては、主に太い神経線維に作用し、痛みの伝達を遮断します。

また、筋肉刺激によるマッサージは、リハビリテーションや慢性時のアプローチに適しています。

 
 
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